ずいぶん長く放置しました(^^;
今年の春に息子が高校生になりました!
男の子ってみんなこうなの!?って頭抱えるほど大変でした。
Contents
塾選び
我が家の場合はわりとすんなり決まりました。
最初に入塾させたのは中学1年の夏季講習。
部活にも入っていなかった息子は、まぁ絶対だらだらするよね~と予測。
学校のお友達がいると絶対に遊びになってしまうので、少し離れたバスで通えるところに目をつけてました。
近所にいくつか塾はあるのですが、ある集団塾は成績別にクラス分けがされていて、我が子の性格を考えると俺より頭のいい子なんかたくさんいるし、頑張っても無理!ときっとあきらめて勉強しないだろうなと思いました。
別の個別指導塾は、先生とおしゃべりが止まらなくなりそう…、また別の個別は中学生向けというよりは小学生を伸ばすのがうまそう(要は中学生の指導に不安がある)。
目を付けた塾は、子どもの性格を考えたら少人数で、幅広い高校への合格実績もあり、担当の先生が穏やかそうな人がいいという私の希望にぴったりなところでした。
通知表9教科の評価1~5の合計が40あったら塾に通わせてあげてもいいな~…などと、塾は特別な人がいける場所感を出しつつ、どうにか塾に入れたいとあれこれ思いを巡らせ迎えた中学1年1学期の終業式。
しょげて帰ってきた息子。
通知表やばいやつか!??と思っていたら、
通知表の合計39だった…俺、塾行ってみたかった…
などと申すではありませんか!
しっかり私の策にはまった息子。
その日の夕方に塾へ電話をして入塾相談を予約しました(笑)
ちなみに。
入塾したところは個別指導スタイルのもの。
自分がわからないところを勉強したり、模試の結果から先生にアドバイスをもらいお勧めされた単元を勉強したり。
融通の利く素晴らしい塾でした。
成績
実は中学校にあがってすぐに外部模試を受験していました。
偏差値は50くらい。
数学にいたっては45。
当時はびびりましたが、小学校卒業時はそんなもんみたいです。
思考力って中学時代に身につけるものなんだな~と今なら思う。
もし中学入学したてで勉強やばい、参考書や解説読んでもちっとも理解してない!という子でもちゃんと勉強すればしっかり伸びるので焦る必要はないです。
塾で苦手なところをコツコツとやり、1年生が終わるころには偏差値は58くらい。
2年生が終わるころには65,3年生では70くらいまで伸びました。
塾の先生グッジョブ。
勉強とは
子どもに常々言い聞かせていたのは、
「わからないところをわかるようにするのが勉強」
間違えた問題はちゃんとやり直しをして、次同じような問題が出たときに絶対に正解できるようにすることが大事だよと教えました。
なので外部模試のやりなおしは母の見張りの元やらせましたし、わからない問題は教えることもしばしば。(泣いてやれないこともしばしば…)
学校の定期テストも同じで間違えたところのやり直しは必須でした。
学校の授業が初見では理解も浅くなるだろうということで、塾の先生と話して先取り学習をして、学校の授業が復習になるようにしていました。
3年生の夏休みに中学数学の範囲を全部終わらせたことで偏差値が爆上がりしたので早めに範囲を終わらせるのって大事なんだな~と子供から学びました。
高校選び
オープンスクールで気になった学校すべてをまわった息子から、学区内トップの公立校を第一志望に、市内中堅私立校を第二志望にしたいといわれました。
実はこの2校、校風は正反対です。
公立校は本人に任せる放任主義、私立校は面倒見がよくて宿題がばんばん出るスパルタ式。
謎な選び方だなと思っていたら、本人が理由を話してくれました。
公立校は生徒が自分たちで色々できるし、優秀な人がたくさん集まるのならいい刺激がもらえそう…あとかわいい女の子がたくさんいたから(笑)
私立はすこしレベルは下がるけど先生方の思いに心動かされて、公立に落ちて心が折れたときはここでビシバシきたえられたい(笑)
いくつか2人でピックアップした気になる高校の中から選んだようだったので、目指すところが決まったのなら後はがんば!と背中を押しました。
受験
私立については、担任の先生から熱出して受けても受かりますとお墨付きをもらっていたのでリラックスして受験したようです。
結果は見事合格。一番上のコースで特待生としての合格でした。
我が家ひとり親なのでありがたい。
ここで心がゆらぎます。
授業料免除と奨学金が学校から支給されますと説明があって、もうここでよくない?という気持ちが…(笑)
あー、でも公立校のほうが家から近いしなぁなんて悩んでたら塾から公立は絶対受験してくださいねと。
本人も行けるなら公立校行きたいと言い出したので、頑張ることに。
公立高校受験前は相当メンタルが荒れてました。
過去問を解いたりするのですが、何これわからん!と泣く。
不安すぎて勉強が手につかない期間もあり、このまま私立に行く?と何度も話をしました。
学校の先生やお友達、塾のみんなの応援で何とか受験に向けて気合いが入りましたが、すでに受験1週間前。
最後の1週間はすごく頑張りました。
気持ちが落ち込んでた期間、勉強が進まなかったので当たって砕けろ精神で受験当日を迎えました。
公立高校受験当日は本人も開き直って気楽に受験できたようです。
問題も難易度はそんなに高くなかったようでしたが、帰宅後自己採点をしてボーダーギリギリ…(^^;
できたと思ってたので、ボーダーラインにいることに泣くわ荒れるわ…。
合格発表までの数日で諦めがついたそうで、お友達と楽しい時間を過ごしたようです。
合格発表
公立校の合格発表日が私立校の入金締め切りになっていました。
一応発表は見よう!見たらすぐ銀行行くね
と子どもと話していて、朝からパソコンの前にスタンバイ。
発表の時間に受験票を片手に確認すると…
え!
えぇ!
番号あるじゃん!
二人でぽかーんとして何度も確認します。
同じ学校から受験したお友達の番号もわかるので確認。
絶対受かってるでしょって子が落ちてる!
もしかしたら何かの手違いでその子と番号が入れ替わったのかも!
やばい!午後から説明会なのに何も準備してない!
何したらいいの?どうしたらいいの?
と我が家大混乱。
慌てて準備をして、受付でもしかしたら違いますよって言われるかもしれないから私立校の振込用紙も持っていこう!と最後まで合格を信じずに説明会へ向かうことにしました。
とりあえず慌てて買ってきたお昼ご飯を食べながら、子どもがほろほろと泣きだして、たぶんこの時に合格を受け入れたんだろうなと思います。
そこから説明会へ。
受付で確認もちゃんとして(笑)ちゃんと合格してたねって笑いながら席に着きました。
後から分かったことですが、その学校は内申点も大切にする学校だったそうで、試験の結果がある程度取れても内申が基準を満たさなければ容赦なく落とされてたそうです。
だから我が子の場合は繰り上がり合格のようなものだったみたいです。
まとめ
高校受験は保護者のストレスも多いです。
子どものメンタルケアに専念して自分のやりたいことは全くできなかったし、インフルエンザ、コロナなど気になるものはたくさんあります。
だからこそ、真剣になりすぎず、時には子どものことは忘れて自分のための時間も意識して取ればよかったと思います。
我が家はうっかり合格だったので入学後もとても大変そうですが、我が子は受験を乗り越えて精神的に大人になったなぁと感じます。
大学受験はもう自分で頑張ってほしい…(笑)
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