こどものこと。

うちの子、小さい頃はすごくすごーく、育てにくい子でした。大人しいけど、こだわり強めだし、短気(笑)
そんな我が子を育てる上で大事にしたことをお話したいと思います。

物心つく前に離婚したこともあり、かなりかなり、厳しく育ててきたつもりです。
母にはこんな小さな子にそんなに厳しくしなくても…とよく言われました。

私からすれば、はぁ?と思えるこの言葉。

例えば、2歳の子がお片付けをしなかったときに、なんと声をかけますか?

もー、片付けてないやん!とお母さんが片付けしちゃう?
片付けなさーいって言って放置?
ほらほら!片付けるよ!と誘う?

私は、本人を呼んでどうしてお片付けしないの?ここがちらかってたら、おもちゃ踏んで足痛い!ってなっちゃうでしょ?と理由を話して(ちゃんとわからなくてもいいから)、片付けをさせていました。最初はこの箱に全部入れなさいとか、これはこっちに、あれはあっちにと教えて、何度かやったら何も言わない。

どうしたらいいの?と言われたら、前はどうしたの?と思い出させて考えさせます。忘れてるならこうだったよね?ともう一度説明。手伝って欲しいとお願いされたら、余裕があれば手伝うし、忙しければ今忙しいからごめんねと断る。

何かを教える時の方法は小さい時からこれをずっとやってます。
もちろん、明らかにできないことはさせませんが、基本小さかろうがなんだろうがやるべき事はちゃんとやれというスタンス。

だって、○歳になったから突然できるようになることっていうのは基本的にないからです。

3歳になったら突然オムツが外れることなんてないし、4歳で突然お片付けがバッチリできる訳でもない。
生活習慣は日々の積み重ねが必要です。

大人になって片付けが出来たからって褒めてもらえることなんかないです。
だから、出来ても褒めない。
代わりに、お疲れ様と声をかけて、ココアやミルクティー等のティータイムを設けるようにしていました。
片付けてスッキリした、綺麗をキープしたいと思ったことをご機嫌で話してくれます。

母に厳しいと言われていた時に、いつも「子供はある日突然大人になる訳じゃないんだから、この子のことを思えば今からさせていい」と言い返していました。
あとでこっそり母が息子にフォローをしてくれていたのかもしれませんが、小学校を卒業する頃に、あなたの言うとおりだったね、小さいからって甘やかしちゃダメだったねと言われました。

こんな母に育てられた私なので、私はめちゃめちゃ甘やかされた幸せな子ども時代を過ごせたのですが、社会人になってからすごく苦労したんです。
ほんとにね、子供のまま大人になった感じ。

生きていくために必要なことは甘やかすことなく教える、しつける。
これは子育てをする上で1番大事にしていることです。

まぁ、今は反抗期なので多少放ったらかしてますし、失敗もさせないと考えられない子になるので自由にさせてフォローをきちんとすることにやり方を変えていますが、失敗した時にどうすれば良かったのかを考えられるようになったらしく、安心して見守っています。

勉強もきちんとやりますし(サボって大変な目にあった中1の冬…)、言葉選びも慎重(適当なことを言って大変な目にあった小3の春…)です。

どういう風に育てたの?と周りの方からよく聞かれますが、うちの子の場合は以上のように、日々の積み重ねを大切にしただけです。

子供の性格によってやり方は無数にあります。どんな大人になって欲しいか、本人がどんな性格か、そこを見極めて導いてあげることを大切にしていけば、結果はついてくると思います。

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